現代はさまざまな分断がある
戦争が止む気配もなく
不条理に満ち満ちている
神さまに「なぜですか」と問う私たち
しかし、実は私たちこそ
神さまから問われている
答えようのない問いを考え続けることが求められているのではないか
「ヨブ記」は,現代的にして現実的な書物です.唯一の「正解」はないと思います.でも,解釈はどうでもよいわけでもないでしょう.その「ヨブ記」に立ち向かうとき,私たちも自ずと対話をし始めます.世界とは何か,神とは何か,人間とは何か…….一人でも多くの方が「ヨブ記」との対話をしながら様々なことを考えることができますように願っています.(「あとがき」より)