神思想と世界概念の共属性を明らかにする
三一論、創造論、受肉などの神学的主題は、哲学的にどのように論じられてきたのか?自然科学的世界観に基づく現代に、キリスト教的神理解はなぜ必要なのか?20世紀を代表する神学者が、未来の神学と哲学の進むべき方向を指し示す。
哲学の基礎知識がなければ、われわれは、キリスト教神学がどのようにしてその歴史的形態を獲得したのかを理解することができないだけでなく、現代においてキリスト教の教理の真理要求に関する独自な、そして基礎づけられた判断に到達することもできない。
これらの諸課題に意味のある仕方で取り組むためには、その中で組織神学的判断形成が遂行される哲学的問題の地平の十分な知識が要求される。釈義的、哲学的、教理史的‐神学史的知識の結合によって初めて、われわれは、キリスト教の諸問題について論証し、また判断することができるようになる。(「序論」より)