パウロとパレスチナ・ユダヤ教

¥12,100 (税込)

著者:E.P.サンダース
訳者:浅野淳博
出版社:教文館
発売日:2024/12/23

A5判・上製・668頁
ISBN 978‒4‒7642‒1815‒4

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ユダヤ教は行為義認の宗教なのか?
そうでなければ、パウロはユダヤ教の何を批判したのか?

1977年に発行されるや、「義認論」をめぐってキリスト教界を揺るがし、今も大きな衝撃を与え続ける記念碑的著作。「パウロに関する新たな視点」(NPP)を理解する上で不可欠な書。

「本著ほど、発刊とともに大きな衝撃を与え、その影響がこれほどに持続している著書は、聖書学の領域において非常に稀だ。著者E.P. サンダースは、当時入手可能だった前200年~後200年にわたるパレスチナ・ユダヤ教文献のほぼすべて─初期のラビ文献、当時公刊されていた死海巻物、そして旧約聖書外典と偽典─を総合的に分析して、かつて新約聖書学者が1人としてなし得なかったことを成し遂げた。彼が目指したことは、ユダヤ教神学の中心的思想を確定し、これをパウロ神学と比較しつつ、両者の理解について新たな提案をすることだった」。
「緒言」(初版発刊40周年を記念して)より マーク・A. チャンシー