社会的有用性で人間の価値を計る――そんな時代に抗して、いま教育は何をなすべきか?
日本が富国強兵に邁進し、「お国のためになる」人間の育成に注力していた時代から、子どもの自由と個性を尊重し、とりわけ障害児の教育を志す少数のキリスト者の教師たちがいた。本書はその系譜を辿り直し、著者自らの教師としての経験を踏まえ、社会と国の在り方、教育の在り方に、根本的な問い直しを迫る。
日本が富国強兵に邁進し、「お国のためになる」人間の育成に注力していた時代から、子どもの自由と個性を尊重し、とりわけ障害児の教育を志す少数のキリスト者の教師たちがいた。本書はその系譜を辿り直し、著者自らの教師としての経験を踏まえ、社会と国の在り方、教育の在り方に、根本的な問い直しを迫る。