NHK連続テレビ小説「風、薫る」ヒロイン・一ノ瀬りんのモデル、大関和(ちか)。明治期、「賎業」と言われた看護の世界に身を投じ、看護職の礎を築いた「日本のナイチンゲール」の生涯と志に迫る。
キリスト教歴史人物ビジュアルブック「旅するシリーズ」第5巻。
大関和(おおぜき・ちか1858~1932)
下野国黒羽藩(現・栃木県大田原市)に士族の娘として生まれる。結婚と離婚を経てキリスト教に出合い、看護の道へ進むことを決心。新しい西洋式の看護学を学び、日本初の正規に訓練された看護婦として、医療看護の世界で大きな成果を残した。また、看護のみならず廃娼運動など社会活動にも邁進し、時代の波風に大きく揺さぶられながらも、もちまえの明るさ強さ、深い愛のエネルギーによって多くの人の病と心に寄り添った。